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虫の知らせ(新) [霊的存在]

夜、食事で離れている間に携帯電話に元同僚のmさんからの着信があったので、こちらからかけてみると、
「実は悲しい知らせなんだけど、Mさんが亡くなったんだよ」
「息子さんから連絡があってね」

Mさんというのは、私が専任教師時代にお世話になった先輩の先生で、このブログの4月に書いた『財産とは』の登場人物「M親分」のことです。
定年退職して約2年、年金だけになって、低収入生活に慣れないせいか苦労していたようでした。
それにしても、私はまったく予期していないことだったので、ただ驚くばかりです。
たしかに6月頃からまったく連絡が来なくなったので、どうしたのかと思っていました。
どうもその頃に心臓の具合が悪くなって、入院しようかどうしようかと迷っていて、mさんらに相談していたらしいのです。
入院してからは状態が芳しくなく、本人も弱気になっていて、8月頃にはもう人と連絡を取りたがらなかったようでした。
亡くなったのは、9月8日。
私が前回書いた『面接』の前日です。
前回も書きましたが、面接の日の前後は何かに操られているようで嫌な感じでした。
どうもそれかもしれません。

なぜ私がこのようなことを取り上げるかというと、どう考えても深い縁があるとしか思えないからです。
私が専任教師を辞めてから、M親分とは年賀状のやり取りはあったものの、17年間会っていなかったのです。
電話もメールもしませんでした。
今年の2月に久しぶりに会って、4月に二度会いました。
その後は携帯電話で何度か話し、5月の終わりに連絡が来て、
「ハセさん、就職の方どう?」
「まったくダメ」
それが最後となりました。

「17年振りに会ったと思ったら亡くなった」
まさに「虫の知らせ」としか思えません。
「虫の知らせ」に関しては、私の2作目の著書に記しましたが、退職した先輩の先生2人と同級生1人、とても考えられない場所でバッタリ遇ったと思ったら、その後すぐに亡くなっているのです。
何れも深い縁があり、何らかのメッセージを残したのかもしれません。

4月の頭にM親分と会った時、別れ際に市川の駅ビルで、「お母さんに」と言って、お菓子を買ってくれました。
それから、どういうことか、にわかに少し顔を曇らせ、ややうつむき加減に静かに私に告げたのです。
「お母さん(を)大切にした方がいいよ」
それが何のメッセージだったのか未だに不明ですが、自動的に介護離職しているので、言うことを守っています。

心残りなのは、M親分が、
「ハセさんの就職が決まったら、またパーティーやるからな」
と言ってくれたのに出来なくなったことと、親分に真っ先にリクエストされて歌えなかった唄(レパートリー外のため)があって、その後その唄を練習したにもかかわらず披露できなかったことです。
産休代替とはいえ、私もやっと職を得たのですから、生きていてほしかったと思います。

袖すれ合うも他生の縁。
今生だけでなく永遠のものです。
私はこれからもそういうつもりで他人と接しようと思います。





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7回目の終了です(その5)

こんにちは。いつも興味深く拝見しております。9月3日付の「神から祝福」記事のコメントへの回答ありがとう御座いました。

>地上経験で「試されている」気がします。

 私も同じような考えを持ったことが有りましたが、ストレスが溜まってくると『何故に神は私を苦しめるのか』との憎悪の感情を引き起こしてしまいました。
 ある時から私は、『この世は虚構で仮想現実であり、私は魂の成長のために(意識進化するために)、「思考と体験」をしているだけだ』、と考えるようになりました。
 人間社会の生きる苦しみや悲しみを体験して、「その様な境遇が社会には実在する」と云う事を身をもって体験し、「どうしたら良くなるのか」「どのように生きるべきか」「どのような未来社会を作るべきか」などを思考しているのだと考えるようになりました。

 ところで、私は、『体験と理解のみ財産ぞ』(黄金の巻・第16帖)。『智慧と愛が主の座に居らねばならん』(黄金の巻・第86帖)が好きです。

 愛の人間は深く、智の人間は広く進むとあります(黄金の巻・第91帖)。愛は経(たて)であり太陽(日)であり心(魂)だと思いますし、智は緯(よこ)であり月であり体(身)であり科学技術や「知恵の行使」だとも思っています。

 また、縦(|)と横(━)は、車の両輪であり、両者を抱き参らせて(十)になるとも思っています。

ご回答ありがとう御座いました。今後とも宜しく御願いします。

by 7回目の終了です(その5) (2017-09-25 10:03) 

光一郎

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
智慧と愛ですね。
これからもよろしくお願いします。
by 光一郎 (2017-09-26 12:40) 

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