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リフレクソロジー〔+追伸〕

更新が遅れたのにはいくつか理由があります。
単にネタがなかったこと、「男系」のために『神曲』を紐解いて時間を費やしたこと、それに体調不良です。
体調不良に関してはお察しの通り、私の業種のせいです。
仕事をしようにも妨害する輩がたくさんいて、それを突き破って任務を遂行するわけですから、仕事でないことで労力を費やし、体にストレスがかかるわけです。
特に無駄に大声を出していたため、ついに咽喉をやられました。
ここ2週間、喋ろうとすると咳が止まらなくなり、市販の薬に頼ったため、ぼーっとする日が続き、結果的に治りません。
そこでついに昨日の朝から最後の手段、「足の反射療法」を実行しました。

16年前のことですが、埼玉の友人の所へ遊びに行き、一緒に川口にある健康ランドに行った時のことです。
当時私はやはり同じ理由で咽喉を患っていて、喘息気味の咳が頻繁に出る状態でした。
隅っこの方に足裏マッサージのコーナーがあり、30分か40分、いくらだったか忘れましたがやってもらいました。
スタッフは韓国の女性でした。
しばらくすると、スタッフが私の足の1指(親指)と2指(人差し指)の間を擦って言いました。
「オニイサン、咽喉が悪いでしょう?」
私は咽喉が痒くてたまらなかったのですが、ずっと咳をこらえていたのです。
にもかかわらずバレてしまいました。
「やっぱりプロはわかるんだ」
と感心しました。
これは私が整体の学校で勉強しプロの整体師をやる前の話です。
このことがこの仕事に興味を持つ切っ掛けになりました。
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そこでみなさんは思うでしょう。
「その施術で咽喉は治ったのか?」
もちろん治ったとは言えません。
もっともそんな短い時間では効果はあるにせよ完治は望めません。
それに、咽喉(気管支)の病気は深いようです。

6年後、すなわち10年前、中国人が院長のある整体院で使ってもらっていたある日のこと、持病の頭痛(目の奥)でどうしようもない時に、私は空いている時間に自分の手の指で足の反射区の「目」の個所(足裏の2指と3指の下側)をずっと抓んでいました。
1時間半ほど過ぎた頃に、ようやく効果が表れ、その時は完全に治まりました。
「やはり効果があるんだ」
と確信しました。

そして今回も効果を期待して、「気管支」の個所を抓んでいました。
完全ではありませんが、回復の兆しが見えました。
そういえば、半年ほど前もある症状で、足と手の「鼠径部のリンパ腺」の個所を抑えて治めたことがあります。
みなさんも機会がありましたら、ぜひ自己マッサージを試してください。

《追伸》

約2週間後、母親が咳をし始め、3日続いたので、私が飲んでいた咳止めのシロップを2回飲ませたのですが、良くならないので、最後の手段として足裏マッサージを施しました。
その結果、驚くほど咳の回数が減りました。

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男系 [霊的存在]

先月の即位礼正殿の儀の中継を見ていたら、やはり「男系」についての話がありました。
今まで女性の天皇は何人かいたものの、みな男系であって、しかもどちらかというと「繋ぎ」の扱いだったということです。
私は、男系を貫くことに賛成する団体のコメントに興味がありましたが、
「伝統を覆すことは、王朝が代るということだ」
とかいう理由をつけるだけで、とても腑に落ちるものではありませんでした。
伝統だからとか皇室典範にあるからといっても、それを作った昔の人はなぜそこまで「男系」にこだわるのでしょうか?
みなさんもそう思いませんか?

実は私は16年前にダンテの『神曲』を読んでいた時に、どこの個所だか忘れましたが、「父親から受け継ぐもの」と「母親から受け継ぐもの」が別々にあることが記述されているのをずっと記憶にとどめていました。
そこに説明できるヒントが隠されているのではないかと思い、もう一度あの長大な著書を調べてみたのですが、とうとう見つかりませんでした。
そこで、いろいろと探ってみたのです。
ネットのある記事を見つけました。
【引用】
子どもが両親のどちらに似るかについては諸説ありますが、2015年に発表されたある大学の研究によると、哺乳類の遺伝は父親の遺伝子の方が母親のものよりも優勢的に遺伝することが判明したそうです。
実験は、異なる国や遺伝的に異なるマウスを交配して行われました。
その結果、マウスの父親のDNAが母親のDNAより優性遺伝したという結論が出たのです。
この研究はまだマウスの段階のため、断定はできませんが、人間でも同じ結論に至る可能性は十分にあるのだそう。
もしも、この実験が人間にも当てはまるのなら、産まれてくる子は男の子でも女の子でも、夫に似る確率が高いということですよね。
【終】

どうでしょう?
昔の人がDNAを知るわけがないですし、仮に経験的に知っていたとしても、なにか決定力に欠けます。
そして、決定的な説明がなされているものがないかと思って探したところ、次のようなものが見つかりました。
「やいたもん」さんのブログから引用させていただきました。
この方によれば、遺伝子がどうこうという問題ではないということです。
【引用】
では、日本の天皇家は、
なぜ男系にこだわる必要があるのか。
理由は簡単である。
易姓革命の否定である。
これだけで説明が出来る。

なぜ易姓革命を否定する必要があるのか?
そんな疑問を持つ人間は、
要するに、なぜ日本が、
現存する世界最古の国家という秩序を形成できたのか、
その理由を理解出来ていないということだ。

まず、中国の皇帝から独立するために、
天皇という地位が誕生した事は、
先に説明したとおりである。
地位的に言えば、皇帝と天皇は対等であり、
日本は、自らの元首を天皇とすることで、
華夷秩序からの独立を果たした。

では、皇帝と天皇の違いは何か?
易姓革命を肯定したのが皇帝、
易姓革命を否定したのが天皇である。

では、易姓革命とは何か?
元首の姓(血統)が変わる事である。
例えば、日本で言えば、
幕府の血統が足利氏(室町幕府)から
徳川氏(江戸幕府)に変わる。
これが易姓革命だ。

要するに、どんな血統の者でも、
皇帝になる事が出来る。
これが易姓革命の肯定である。
しかし、日本の天皇は、
天皇家の血統に皇位継承を限定した。
これが易姓革命の否定である。

では、易姓革命を肯定した中国はどうなったか。
野望を持つ者が次々と皇帝の地位を狙い、
国が乱れ、中国では何度も国が亡び、
中国人は、時に自らの国を失う事もあったのである。

他方、易姓革命を否定した日本はどうだったか。
誰も天皇にはなれないため、
国を象徴する元首の体制は維持され、
国という最低限の秩序は維持される事になり、
いかなる権力闘争をしても、
日本人は、日本人の国を失う事は無かったのである。

国という秩序を権力闘争から切り離すため、
易姓革命を日本は否定したのである。
【終】

どうでしょう。
それが真実ならば、とりあえず説得力はあります。
しかし、これは先述の「男系を貫くことに賛成する団体」と共通することで、それだけならば、1つの国を貫くことがそんなに重要なことなのかと、私は素朴な疑問を抱きます。
ただ一つ、擁護するとすれば、同じ王朝かどうかではなく、天皇の祖先が「天照大神」だということです。
私は以前から君主制を支持しますが、君主とは「霊的指導者」のことです。
まさに神の国です。
その点で、この日本が一つの国を貫いているのは世界の手本と言えます。


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