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家畜化と確信犯 [霊的存在]

しばらくぶりです。
相変わらず私は母親の面倒などで身も心も縛られた日を送っています。
これも負のカルマの清算と受け止めています。

では、積極的な使命に対してどう心得るのかということですが。
どうやら私は分類上『改革派』ということになりそうです。
少数派であることはもとより、今の日本において1割にも満たない、というより1割の中のさらに少数派ということになると、改革派として後述のヤコブ・モルガン氏から「期待」されるには、あまりにも荷が重いと言えます。
再三言うように、私は人類全員を直接どうしようなどと思っているわけではなく、わかる人たちだけを対象に啓発するのが使命だと心得ているからです。
ただ、霊的自覚を持った少数派の人たちが統率する世界になればよいとは思っています。
まあ異星人のような私が日本人に生まれてきたのも、使命を果たすためだと思えば腑に落ちますし、微力ながら人生も充実したものとなりましょう。

今回は、日月神示を研究されているある人(名前が不明)のブログに中矢氏の著作が紹介されていて、その中でヤコブ・モルガン氏の著作が紹介されているという複雑な関係のもとでの発信ですが、モルガン氏が日本および日本人を冷静に分析していて、私の見立てと合致するところが多く、私の活動と繋がっているので、取り上げた次第です。
もちろん、鵜呑みにするわけではありませんし、すべてを受け入れるわけではありません。
もともと私は世界情勢や政治経済そのものに疎く、地上的な力関係には関心がありません。
なので、それは正しいけどこれは間違いだ、とか言える観点がありません。
賛同する点は、無関心派が家畜化されているということと、国際派が確信犯だということです。
特に確信犯に関しては、私は学校組織の内部に入って肌で感じて知っていることなので断言します。
それは知性を使ってはいるものの、使い方が極めて地上的だということ、つまり、
「考えている」のではなく「解決している」
ということです。
【当ブログ〈いま学校では(2016・1)〉〈『必要無駄』再考(2018・8)〉を参照】
無関心のみならず、そういう確信犯を含めて、私は「思考停止」と呼んでいるのです。

ヤコブ・モルガン氏のことはご存じの方もいらっしゃると思います。
なお、以下の引用文があまりにも長いので、適当に流してください。

【引用❶】
中矢伸一氏は著書である『生尺 日月神示』の中で、このように言われています。

 だが、人によって手応えがまったく違うのには時々驚かされる。宗教などとはそれまで全然無縁であった人でも、日月神示に出会ったら何の抵抗もなくスーッと「神の道」に入れたという人もいる。また、何をいくら言っても、サッパリ埒があかない人もある。いやむしろ、そうした人の方が世の大半を占めていると言ってよいだろう。
 問題意識も何も持たず、スポーツに浮かれ、レジャーやグルメに時間を費やすことに忙しい人たちというのはたいてい、日月神示は勿論のこと、拙著も理解出来ない。
 面白いものである。何故ならわれわれは、スポーツにもレジャーにもグルメにも、まったく興味がないのだから。【*1】
 同じ日本人であっても、どうしてこう価値観が違うのだろうか、と思う時がよくある。おそらく、相手にとってもこちらは単なる"変わりもの"と映ることであろう。
 一連の著書においてユダヤ、フリーメーソン謀略説を展開し、日本人に警鐘を打ち鳴らしておられる「ヤコブ・モルガン」氏は、現在の日本人を思想的に五種類に類別している。同氏の論点は明確に「反ユダヤ」であり、ここのところには補足的説明を要するが、これが非常に興味深い(図参照)。

 同氏によれば、「現在の日本人には五種類の種族が存在する。大きく分けて、日本人を愛し、日本精神と日本国家の繁栄を願う『民族派』と、国際ユダヤの軍門に下り、ユダヤの膝下で生きのびることだけを考える『国際派』、そして大多数の『無関心派』である。図はこうした日本人の思想的判別図である。この図で見る限り、日本の国家中枢は『国際派』で占有されている。90パーセントを占める『無関心派』は、精神的にすでに家畜化されている」(『最後の強敵日本を撃て』35頁)
とのことである。

「ユダヤ」という表現はともかく、こうした分類の仕方には私も同意するところが大きい。同氏は「無関心派」が九割を占めていると述べているが、その数字は、日本国内に住んでいる者として、ほぼ的を射ていると思う。
 ということは、「国際派」「民族派」は合わせて一割ほどしかいないわけである。さらに、今は「国際派」の時勢であるから、「民族派」は極めて少数となってしまう。この図で言えば、われわれは「民族派」の中の「改革派」にあたる。「原理派」は、完全に右翼である。

「ヤコブ・モルガン」氏が、日本を立て直す最後の望みとして大いに期待をかけているのが、われわれ「改革派」なのである。

『日本国民の大別』(ヤコブ・モルガン氏の分類)
(1)民族派
●原理派: 選民意識、日本精神美化、天皇崇拝、(反米、反ユダヤ、反西洋、反アジア)
✪改革派: 現状憂慮、民衆啓発、日本精神復活、親アジア、真の国際化
(2)国際派
●協調派: 国際協調、アメリカ礼賛、西洋崇拝、日本精神軽視、新世界秩序、アジア軽視
●従属派: ユダヤ代理人、フリーメーソン社員、日本従属化推進、敗北主義
(3)無関心派(90%を占める)
●大衆:  政治的無関心、拝金主義、享楽主義、視野狭窄、無知・従順、無気力  

悪魔(ユダヤ)からの最後通告
『混迷日本にとどめを刺せ』 
〔ヤコブ・モルガン・著 第一企画出版1995年刊〕
【引用❶終】

【*1】「われわれ」とはどのへんを指すのかわからないのですが、私はそれらに興味はあります。子供の頃は野球選手になりたかったですし、絵や音楽に関しては趣味ではなく余技であって、ひと頃はそれを仕事にしようとも思っていました。今もグルメです。

【引用❷】
〈日本ではこの重要6ポストがフリーメーソン〉

日本では戦後連綿として首相、外務大臣、大蔵大臣(財務大臣)、
文部大臣(文部科学大臣)、防衛庁長官、日銀総裁の6ポストは
フリーメーソンまたは無能で都合のよい人材によって占められてきた。

日本が罠にはめられて戦争を始めざるを得ず、しかもその戦争を
指導した軍部や政府の中枢がユダヤ・フリーメーソンであり、
最初から日本が負けることを想定し、負けるために多くの作戦行動
を行ない、意図的に途方もない犠牲者を出し、敗北したあと、
戦争を忌み嫌う国民に「平和憲法」を押しつけ、
戦後の日本を軍事的に無力化することが目的であった。

「日本が太平洋戦争に敗北することがあらかじめ予定されていた」【※】
という事実を証明する出来事がある。
上野の東京国立博物館理事長の奥村英雄氏は、
日本がアメリカと戦争を始める前に、

つまり、真珠湾攻撃をするはるか前に、
日本政府のある筋から、
東京はやがて空襲されるので、
あらかじめ博物館内の貴重な展示品を全国各地に疎開させておくよう指示され、奈良や東北地方に移動させたことを証言している。

駐留米軍の役目は非常時日本を占領すること

日本にいる米軍は何のためにいるかというと、日本で不穏な動き、
例えば民族主義に基づくクーデターなどが起こったとき、
それを制圧するためであり、日本に反米的政権が誕生したとき、
首相官邸と国会議事堂を占領するためである。

日本を戦後サンフランシスコ体制に組み込み、米軍の駐留を許し、
半独立国としての卑しい地位におとしめたのは
フリーメーソン首相・吉田茂であった。

そして、米ソの冷戦という虚構のもとに日米安全保障条約を締結、
日本に米軍が駐留する大義名分を与えたのは、
売国政治家・岸信介である。

国家としてまともな軍事力を持たない日本は戦後の国際政治
において常に二等国扱いをされてきた。
政治力は適切な軍事力によって裏打ちされる。
日本が国としてまともな大局観や戦略、そして危機管理を持たないのは、
国防という大事な能力と機能が欠落し、
独自の情報空間を持たないからである。

軍事力と情報力は表裏一体である。
日本はアメリカ軍によって列島を占領されながら、
アメリカからは大事な情報は何ひとつとしてもらっていない。
アメリカは無数の軍事衛星を打ち上げ、宇宙空間を制している。
今や月や火星にまで軍事基地を作ろうとしているのだ。

アメリカ本土の主要都市には、地下シェルターが張りめぐらされ、
地上からの核攻撃にも耐えられる体制をしいている。
アメリカは恐るべき軍事国家である。
日本はそのアメリカによって、
いつもこめかみに銃口を当てられているのだ。

この大がかりな日本破壊計画に早く気づけ

いまユダヤ国際金融財閥を中核とする
「世界支配層」イルミナティ・フリーメーソンは、
地球支配に向けて最後の仕上げをしている。

明治・大正・昭和・平成と時代は変わっても、
日本は絶え間なく外国勢力(ユダヤ)によって影響され、
国内の協力者の工作によって間違った方向へと導かれてきた。

やがて日本が日本でなくなる日が来る。
このまま手をこまねいて何もしなければ、
日本は本当にそうなってしまうのだ。

日本の心ある人たちはこの陰謀を見抜き、
国を売る者たちに鉄槌を下さなければならない。

戦後50年が経過し、日本人はその本来的徳性を失い、
醜悪なる姿へと変容した。利益至上主義や拝金主義である。
敗北によって日本人は高貴なる国体を失ったばかりか、
その精神まで堕落させたのである。

とりわけバブル崩壊後の日本は国家としての理念を失い、
国民も長期化する不況の中で目標を失い無気力そのものである。

ところが日本人は、このようになった原因は日本人自身にあると考えている。
日本人特有の自虐性がそうさせるのであろう。

だが、一時の経済的成功は別にして、
日本人がかくも弱々しい国民になった最大の原因は日本人の中にだけあるのではない。
日本人をそうさせるための大がかりな仕組みがあるのである。

日本経済が崩壊する日が目前に迫っている

日本は、日中戦争・太平洋戦争へと突き進んでいった
あの暗黒時代と極めて似た歴史を歩もうとしているのである。

だが、今の相手は「中国」の代わりに「アメリカ」、
「アメリカ」の代わりに「世界支配層」である。
そして、日本は再び敗北することになるであろう。

バブル経済の発生やその崩壊は仕組まれたものであるが、
俗悪な日本の政治家は
日本を再び太平洋戦争を上回る大波乱に導き、
その息の根を止めてしまうだろう。

日本は「悪魔に魂を売り渡した政治家たち」によって、
再び同じ歴史を繰り返そうとしているのだ。
「世界支配層」イルミナティ、ユダヤ・フリーメーソンの代理人たちは、
日本を今度こそ本当に奴隷国家に仕上げるための画策を行なっている。
そしてそれは、最終段階に入っている。
賢明な日本人は、このような謀略を決して許してはいけない。

潜在的闘争心を抜き取られた日本人
「潜在的闘争力を奪うための手段」には次のようなものがある。

● 麻薬など、習慣性の強い薬物を大量に供給して、健全なる精神と肉体を破壊する。
● ポルノや風俗産業を拡大して性的快楽を大量供給する。
● スポーツや映画、音楽等の娯楽を大量に与える。
● 男子を軟弱化し、女子の闘争心をあおる。【*2】
● マスコミを総動員して愚民化をはかる。
● 輸入食品の中に特殊な薬品を混入して肉体の虚弱化をはかる。
● 公害など環境汚染を促進して肉体の破壊を促進する。
● 新興宗教の信者としてマインドコントロールする。

そして、もうひとつの「反対勢力構築の方法」は次の通りである

● フリーメーソン組織を強化・育成する。
● 政党を結成して国政奪取の機会をうかがう。
● 戦闘的宗教集団を設立して、組織拡大および武装闘争を行なう。
● 犯罪集団、マフィアを拡大強化する。
● スパイ組織を構成して情報収集を行なう。

日本では、以上述べた手段や方法は、すべて実行されている。
特に、日本のように一度世界大戦で敗北したような国は、
「世界支配層」にとって何をするにしてもほとんど自由である。

それは闘争心の劣化や反対勢力の構築に加えて、
体制側すなわち権力側にも言うことをきく人材を
自由自在に配置できるからである。

日本では、政治、経済、知識人、マスコミの中枢は
ユダヤ・フリーメーソンとして「世界支配層」にいつでも奉仕している。

日本の歴代首相、外務大臣、大蔵大臣、文部大臣、防衛庁長官、日銀総裁などのポストは
すべて秘密組織のエージェントでなければ座ることができない。

経済界もしかりである。経団連や日経連、経済同友会、日本商工会議所の財界4ポストは、普通の人間ではよほどのことがない限り、なれないであろう。
大企業のトップもそうである。
 
学者や知識人、ジャーナリストも、テレビや新聞、各種雑誌に多く登場する場合、
たいてい「世界支配層」のスポークスマンを務めている。
彼らが実力だけで有名になることはあり得ない。
マスコミに登場するのは、
繰り返し「世界支配層」に都合のいいことを並べ立てているからである。

真実を述べる者は言論界から抹殺される。【⁂】

おわりに21世紀に日本が生き残るために

日本は常にだまされ、そして「世界支配層」はだます側である。
日本は徹底的に利用される。日本が生み出す膨大な富は、
巧妙なやり方で吸い取られるのである。

かつて大英帝国の繁栄を支えたのは植民地インドであり、
イギリスはインドの富を吸い上げたが、
今それと同じことが日本で起きている。
日本の富は、米英仏蘭露などに君臨する「世界支配層」によって吸い取られているのである。

日本がそのことに協力的であり、おとなしい存在であるかぎり、
日本の生存は許される。
だがひとたび日本が歯向かえば、
徹底的に攻撃され、その存在を脅かされるのである。【*3】
 
この戦いは日本が無条件降伏するまで続くのである。
これは第二次太平洋戦争であるが、
今度の敵はアメリカを主力とした黒幕「世界支配層」である。
はたして日本がこの戦争に勝つ見込みはあるだろうか。

それはある。
日本が敵の正体と意図を見抜き、
その攻撃に対する防備の充実と同時に有効なる反撃をすることである。

●日本国内のユダヤ・フリーメーソン勢力を一掃する。
●アメリカの理不尽な要求に対しては毅然とした態度で外交交渉に臨む。
●日米安保条約を廃棄し、
アメリカ駐留軍(その実態は日本監視軍)をすべて引き上げさせる。

日本がまともな国になるための障害は多い。
なぜなら以上述べたことはすべて「世界支配層」にとっては
実現してはならないことばかりであり、
これを阻止するための網の目を日本国全体に張り巡らしている。

政治家の多くは「世界支配層」ユダヤ・フリーメーソンの手先である。
官僚・財界の中枢も腐っている。

ジャーナリズム、知識人も敵側の代理人だ。
多くの国民は無気力、催眠状態であり、日本の状況は絶望的である。

けれども希望を失ってはいけない。
天が日本に与えた高貴な使命を考えるとき、
日本はどのような困難をも克服しなければならないのだ。【*4】

『混迷日本にとどめを刺せ』
〔ヤコブ・モルガン・著 第一企画出版〕
【引用❷終】
【*2】日月神示にある「悪平等」であり、SDGsにも顕れています。TVやマスコミも煽っています。男は「天」(霊の部分)であり女は「地」(身体の部分)を司るのが神の意思です。
【*3】それゆえ「確信犯」なのですが、これは組織の中の個人にも当てはまります。確信犯とは本来、「間違っているとわかっていて」ではなく「正しいと思っている」ということであり、ここでは「正しいと思わされている(洗脳されている)」ということで、はっきり言えば奴隷であり、今や日本では「出エジプト」の覚悟がなければ解放されません。しかし霊的自覚を持てば敢えて脱出するでしょう。
【*4】モルガン氏が働きかけて25年以上経っています。個人的にはともかく、「日本」が絶望的なのに「日本の使命」とはいかに。
【⁂】以前にも言ったように、フリエネルギーを開発する人も、死なない薬を開発する人も消されるのです。
【※】私が中学生の頃、父が中学生だった戦時中の初期のことを話しました。
「ある日、乗合バスに乗っている時、そこに居合わせた少し年上の中国人青年に、『この戦争負けると思うよ』と言ったら、『そのとおりだ、君は偉い』と言われたよ」
大局を掴むことに長けていた父とその青年は、もしかしたらこのことを言っていたのかもしれません。

【引用❸】
《政府の要人(トップ)は全員「世界支配層」の使用人》

この超国家組織は、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシアなど有力な国家を操り、世界を意のままに動かし続けてきた。民主主義とは美名であるが、これは同時に「多数決による暴力装置」である。国民を愚民化し、比較多数の票で選ばれた悪質な政治家は国家・国民のためではなく、「世界支配層」の利益のために政治を行なう。
 国民には良い政治家と悪い政治家の区別はつかない。愚民化され、愛国心を失った国民の選ぶ政治家は、それがたとえ民主主義的制度で選ばれた者であっても、民族・国家の利益のためには決して動かない。ばかりか、国家の中枢に入り、国益を損なうことばかり画策するのである。【*5】
 アメリカ、イギリス、フランス、ロシアなどの政府要人はすべて「世界支配層」の忠実なる下僕である。大統領や首相、大蔵大臣、外務大臣、中央銀行総裁など国家の主要な権力ポストはすべて売国奴たちによって占拠されている。
 アメリカ政府とアメリカ国民は似て非なるものだ。アメリカ政府はたとえそれが共和党であれ民主党であれ、アメリカ国民のための政治を行なうことはない。「世界支配層」ユダヤ・フリーメーソンは、アメリカという世界最強の軍事力と経済力を「世界の警察」として利用しているだけである。
 それが証拠に、アメリカは年々衰退し、犯罪は増加、中産階級は激減して、今やひとにぎりの富裕層と大多数の下層階級に分化している。アメリカの富はすべて「世界支配層」によって吸収され尽くしたのである。アメリカ政府の行なう政治は一部の大企業の保護であったり、「世界支配層」にとって都合の悪い政策に口をはさんだりすることばかりである。アメリカ大統領と議会は常に「世界支配層」の意のままに動いているのだ。
 第二次世界大戦の敗北によって政治的に無力化した日本でも、同じようなことが起こっている。日本の政治家の質は極めて悪い。多くの政治家は無能か、さもなくば確信犯かのどちらかである。「確信犯」とは、言うまでもなく「世界支配層」ユダヤ・フリーメーソンの忠実なる手下である。

 日本ではこの重要6ポストがフリーメーソン

 日本では戦後連綿として首相、外務大臣、大蔵大臣(財務大臣)、文部大臣(文部科学大臣)、防衛庁長官、日銀総裁の6ポストはフリーメーソンまたは無能で都合のよい人材によって占められてきたが、田中角栄だけは例外だった。田中首相は「世界支配層」が予期しない日本の総理大臣だった。【⁑】
 田中角栄は民族主義者であった。日中国交回復をなしとげ、独自のエネルギー政策をとろうとした田中首相は「世界支配層」にとって大変危険な政治家と映ったのである。
 「世界支配層」の狙いは、日本と中国を永遠に分離、敵対させることだった。そうすればアジアの二大国が結束して強大なアジア圏ができることを未然に防げる。また石油のない日本を米英系の石油メジャーの傘下に組み込んでエネルギーという強力な武器で日本を恒久的従属下に置くことができる。この両方に挑戦したのが田中角栄である。
 この精力的かつ国民的人気を持った首相をこのまま存続させては、日本に民族主義が芽生え、日本という国を服従させることが困難になる。このため田中角栄を倒すためにさまざまな手が使われた。
 ジャーナリストを使っての金脈問題暴露記事や、アメリカ発のロッキード事件発覚である。ロッキード事件は田中角栄を倒すために仕組まれた陰湿なる謀略である。5億円のワイロはあらかじめ計画されたシナリオに沿って田中首相筋に渡された。そのために多くの人や商社が介在し、大がかりな贈収賄工作が行なわれたのである。
 ロッキード事件では日本側に多くの逮捕者・犠牲者が出たのに比べ、アメリカ側で刑事罰に処された者は誰もいない。このことはロッキード事件なるものが、日本の政治を混乱させ、「世界支配層」にとって望ましい方向に軌道修正するための謀略であったことを示している。
 田中角栄を失った日本は政治的無能状態になり、その後は「世界支配層」とアメリカに忠実な政治家によって政権交代が行なわれた。日本政府中枢にはフリーメーソンが多く巣くったのである。
【引用❸終】

【*5】愛国心とは表面的に外国と戦うことではなく、自国の問題点を是正することです。民主主義は多数派の愛国心がない人による多数決なのです。再三言うように、民主制からは霊的指導者である君主は生まれません。昨今、ある大富豪が買収を始めたようですが、このように民主主義はみなさんが懸念される地上的な独裁者が生まれる温床なのです。
【⁑】それゆえ田中角栄氏は、霊界の高い層にいると言われています。改革が成功したか失敗したかではないのです。魂を売らずに純粋に行動できたか否かなのです。

それでも、「改革してどうなるんだ?」とか「楽しく過ごせばいいではないか?」などと言う義のない人たちもいることでしょう。
このような状況下で、なお損得勘定と自己保存だけの思考や行動がいかに危険なことか、義に生きることがいかに大切か、特に霊的自覚をした人にはわかるはずです。
結果的に地上を変えられたか否かではなく、地上的な損得や善悪に終始することなく超越できるか、それがこの混迷の時代に生を受けた私たちに課せられた試験なのです。
目的は霊的向上なのです。

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