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躾と性悪説? [中庸]

今日は、ほんの少しだけですが、気になったので半ば衝動的に書きました。(話題は月並みですけれど)
朝のテレビ番組で、「躾」のことを取り上げていました。
近頃の親の子に対する虐待の問題を受けてのことでしょう。
まあ、それに関しては様々な事情がありますし、ここで言っても始まらないでしょうし終わらないでしょう。(必要悪という言葉を用いれば永久にグレーですから)
ただひと言、以前はそれほど問題にしなかった、ということでしょうか。

それはさておいて、日本の「躾」の経緯として、根底に『性悪説』があることを言っていました。
「人間の心には悪魔が潜んでいて、それを性悪説というが、悪魔が表に出て暴れないように躾というものがある」
みたいな説明でしたが、『性悪説』の説明としては少し足りません。
それに、『性善説』の説明はありませんでした。
そうすると、『性善説』は、まるで『性悪説』の対極にあって、
「人間の心に悪魔はいない」(いても駆逐できる)
ということで、それも一つの見方だ、と暗黙の裡に言っているようにも思えます。

私としては『性善説』について(『性悪説』も)、本当の意味をきちんと解説してくれればと思うのですが、どういうわけでしょうか?(私は言い飽きました)
時間がないからかもしれませんが、かなり無責任だと思います。
(もっとも、高校の倫理の先生も、本当の意味を教えていないようです)
この誤解が日本の「息苦しさ」を促し、一方で「秩序の崩壊」を招いているというのに。

スピリチュアリズムの観点からすれば、下から2番目と言われるこの地球上に生まれて、経験し修業し、これらのことを昇華し止揚することで、霊的向上するというのが道であり、私はそのお手伝いを勝手にさせていただいているわけです。
みなさんも懲りずにお付き合いください。





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