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五次元・霊界・空 [霊的存在]

霊界を体験した人の本を読んでいると、ふと量子論的に見た人の行動を思い出しました。
さらに、それが仏教の「色即是空」と結びついていると直感的に思ったので、少しだけ書いてみました。

★班長が「どこへ行きたいですか」と聞きますから、山の下の方を指して、「あそこの村に行ってみたいです」と言いました。すると「この前教えたとおり、意識をその行きたいところに集中しなさい」と言い、そのとおりにすると、また一瞬で村の前に来ていました。
〔きたよしお『(永遠の命が輝く)霊界案内』より〕

☆【『5次元世界への超扉(エハン・デラヴィ)』より抜粋】
〈共時性(シンクロニシティ)は主観的な世界と客観的な世界のあるつながりを見せてくれる〉〔ユング〕
すべては心の反映です。
自分の毎日の体験はすべて心の働きであり、それこそ般若心経の世界、仏教の世界です。
病気も、事故も、不幸も含めて、起こることは、すべて自分の心の反映です。
(※)偶然は、まったくありません。
シンクロニシティとは、そういうことを常に意識することです。
意識のレベルが高くなればなるほど、すべてが「共時性」というレベルになって、それよりさらに上のレベルになると、すべてが神になります。
・・・・・〔略〕・・・・・
何も起こっていないという心境を私たちは想像できない。
自分の心がすべてを引き起こしていることを自覚できるレベルになると、自分の行い、一つひとつの発想にものすごく責任感が生まれて、注意を払うようになります。
私が以前見かけたきれいな女性のことを思い出していたら、友達と一緒にレストランから出てくる彼女と出くわした。
それがシンクロニシティです。
「それは偶然だ」と思うかもしれませんが、そうではなく、私はそういうことに注意を払ったわけです。
・・・・・〔略〕・・・・・
〔当ブログ『5次元世界』より〕

✤物が在るか無いかは、観測されることで確定します。
これは迷える観念論者や実在論者に完全な「主客合一」のきっかけを与えてくれました。
もちろんそれより以前から、一部の哲学や宗教ではその省察を実践しています。
例えば、円周率(π)を小数で表した場合の末端の数は、未だに明らかにされ続けています。
それらは、はじめから定まっているとも言えますし、創っていくとも言えます。
主客合一やいわゆる「普遍論争の終結」は省察を実践すればできます。
でも物質となると、よほど深い悟りに達しないと難しいでしょう。
しかし、量子論は物質に関して実証してくれました。
「知覚されるまでは、神の観念(イデア・『空』)として存在している」〔バークリー・今回のNewtonから抜粋〕
〔当ブログ『量子論とスピリチュアル』より〕

《空》(くう)とは何か?
たとえば、数でいうと、一生に一度使うかどうかという数や使われる前の虚数単位iなどは、意識すれば有るとわかりますが、意識する前は「無かった」と言うと変です。
なぜなら意識に上らないことを感覚の目で「無い」ということはできないのですから。
それは理性(魂の目)で「空」というしかないのです。
意識されたものの上で、「有るか無いか(有即是無・無即是有)」は感覚で捉えることができますが、意識されるかどうか、「色即是空・空即是色」は理性で捉えるほかにないわけです。

私は30年前の著作の中で、
「多重宇宙論は、人の行動が一通りしか選べないことの省察だ」
と表現したのですが、要するに、何通りの宇宙がすでにどこかに同時に存在しているというのではなく、自分の意識が、『空』としてあらかじめ内蔵されている世界の中で、どこに集中しているかに尽きると思うのです。

繰り返しますと、量子論では「5次元世界」とか「並行宇宙」と言い、スピリチュアリズムでは「霊界」と言い、仏教では「空」と言うだけです。

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