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ピアノ演奏〔2〕 [音楽]

非常勤講師の夏休みは50日もあります。
最初のうちは、身体が楽ですが、だんだん生活が乱れてきて、10時頃に朝食、昼は3時か4時、または食べないときもあり、夕飯は9時前後です。
当然、夜更かしすることになります。

その中で毎日することといえば、母親の面会とピアノ演奏です。
昼頃から2時ごろまでは、ピアノで腹ごなしするのが日課となってしまいました。
まあ、歌と違って、「みんなで楽しく」というわけにはいかずに、孤独なひと時ですけど。
と言っても、同じ曲ばかりでは新鮮味がなく意欲も湧かないので、ちょくちょく新しい曲を練習します。

ここ数年はバッハ以前の音楽に嵌まっていて、以前に動画を載せたW.バードのほか、O.ギボンズ、G.フレスコバルディなどを弾いていました。
この夏は、ルイ・クープラン(Louis Couperin 1626-1661,François Couperinの伯父)の組曲〔第2番〕を練習しています。
L Couperin hyoushi.jpg
L Couperin Suite2.jpg
私がこの作曲家の存在を知ったのは2年前で、独特の雰囲気に魅了されました。
ピアニストの永野光太朗氏の『第7番』のチェンバロの動画を視て、自分もどれか弾いてみようと思いました。
永野氏は楽譜を見ながら演奏しているので、自分もそうしています。
楽譜を見て弾くというのは、曲によっては有効であり、永野氏によればその曲の「作法」のようなものらしいのです。
そういえば、坊さんが経を唱えるときに、経典を開くのは、そういうもの(作法)だと聞いたことがあります。
実際問題、バロック以前の曲は、ロマン派の曲のように指の形で覚えるようにはできていないので、我々アマチュアが暗譜するのは難しいと思います。
とはいえ、老眼鏡をかけないと楽譜が読めなくなりました。

また、チェンバロなどの古典楽器のために作られた曲なので、ピアノで弾くと楽曲の良さが出ないし、逆にピアノの特性(広音域や強弱)を活かせないかもしれません。
でも、この曲集はそれらを超越する魅力があります。

Louis Couperin [Suite Ⅱ]
1. Prelude         https://photos.app.goo.gl/uD5XC6PEpkhFNAMv5
2. Allemande        https://photos.app.goo.gl/baQeiEE7S4i6FHSt6
3. Courante        https://photos.app.goo.gl/x8YGhKqPhX4nPbfT7
4. Sarabande        https://photos.app.goo.gl/eMN5qceqB8zGS66o8
5. Gavotte de Mr. Hardel  https://photos.app.goo.gl/ahKo82scBo5rmdkH9
6. Double de la Gavotte fait par Mr. Couperin  
             https://photos.app.goo.gl/dmDWE3iLmKwD7mt89 

⁂「くどいから」というより、録画上の都合(?)で、Courante以降は、「繰り返しなし」にしました。
ともあれ、動画を作ることは、「歌」も併せて、【夏休みの成果】の発表とでも言っておきましょうか。

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