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男と女は別の生き物 [中庸]

思考実験です。

① ある著名な運命学者が、家庭の温もりが消えた現代の日本を憂えて、
「だって、女が男になっちゃったんだもん」
と言いました。
これについてどう思いますか?
② ある若者が恋人に高価な贈り物をする為に、寝る間も惜しんでアルバイトをして、やっと買って渡しました。
この若者の行為の中に「偽り」はないでしょうか?

まず、①についてですが、少なくとも、
「いや、男が女になったんだ」
と答えた人は、100パーセント女性でしょう。
(けっして女性のうちの100パーセントがそう答えるという意味ではありません。因みにその運命学者は女性です)
一方、男性の方は、男を固定して見ているわけですから、
「その通りだ」
と感じるでしょう。
女が男と同じように社会に出て、戦士となって稼いでくるのを目の当たりにしているのですから。
古今東西、男は兵隊に行って、死ねばそれで終わりで、生きて帰れば勲章や戦利品を持って帰り、女は家庭で待っているというのが世の常です。
つまり、男とはこの場合は兵隊のことです。
今は家庭を守る者がいないということです。
一般に、男性は迷いがあり、考える人の割合が多いのですが、女性は順応性が高すぎて、現状にドップリ浸かってしまう傾向があるので、何も考えずに跳ね返してしまう人の割合が多いと思われます。

次に、②についてですが、女性はまず、「偽り」を発見できないでしょう。
というのは、私の経験上、統計的に言って、「偽り」を発見した人がいないからです。
おそらく、①の場合と同じく、順応性が高すぎて、のめり込んで見えなくなるからでしょう。
一方、男性は純粋な人の割合が多く、嘘をつくことに抵抗があり、現実に順応しきれずに、嘘をついている自覚が常にあるので、すぐわかると思います。
ついでに言いますと、「偽」と「為」は、もともと同じ意味の漢字だということです。
たしかに、振り返れば、
「何々の為に」
「誰々の為に」
と言うとき、自分の本心を曲げて、偽って、無理をして行動するという意味が含まれています。
「行為」と「行動」は包含関係にあり、
「行為=偽りを含んだ行動」
と言うことができます。

男性が女性に抱く恋愛感情は初めから100パーセントで、女性が男性に抱く恋愛感情は初めのうちは30パーセントだと言われます。
男性は女性の好みを変えられませんが、女性は状況次第で男性の好みを変えられるそうです。
男性は迷いっぱなしで、状況に対する順応性が低く、理想を追い続けて生きます。
女性は迷いがなく安定していて、状況に対する順応性が高く、現実的に生きます。
男性は「陽」で、女性は「陰」です。
生理学的に言っても、女性は男性より「動物」に近いと言われます。

男女共同参画が謳われていますが、果たして陰と陽の調和をもたらすでしょうか?
調和ではなく、同じことをするだけ、はっきり言えば、みな「兵隊」になるだけではないでしょうか?
その政策以前に、金は装飾品に、鉄は刃物に、という具合に、「折目」とか「型」を思想としてある程度入れる必要があると思います。

では、もし今、そのように社会に変革が求められているとしたらどうでしょうか?
順応性が高すぎては叶わないと思いますが、みなさんどうでしょう?


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