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介護 [霊的存在]

ひと月以上空いてしまいました。
今回は近況報告というより、身の上話になってしまいそうです。

6月に入って、母親の脚が急に痛み出して歩行困難になりました。
これまでも、フラフラしながらやっと歩いていましたが、今は外を歩くことがほとんどできなくなりました。
はじめに姉が、「待たずに診察を受けられる」という理由で、日曜日にタクシーで近くの大病院(江戸川病院)に連れて行きましたが、満杯ということで、指示に従い、「イムス」に行ってレントゲン撮影を受けました。
当初疑いのあった股関節の骨折の可能性は低いものの、レントゲンだけでは断定できず、後日改めて、MRI検査を勧められました。
3日後の水曜日(私の休日)に、今度は私が母をタクシーで病院に連れて行き、MRIをお願いしましたが、予約が必要とのことで、一週間後の水曜日に連れて行って検査。
母は頭も疑わしいので、診察は私も立ち合いました。
診断の結果、「坐骨神経痛」と「すべり症」。
骨に神経が圧迫されているので、いくらマッサージしても湿布しても効き目がないのも当然です。
あらかじめ並行して相談していた介護(小岩ホーム)の人たちに報告し、家に来てもらって、今後の対策と契約手続きのことで話しました。

その後、私が家にいる時に、クリニックの相談員や医師、区のケアマネージャーなどが入れ代わり立ち代わり来て、様子を見てもらいましたが、すぐに脚の痛みが治るわけでもなく、できなくなった家事をすぐに代わりにやってくれるわけでもありません。
結局、今のところ、朝と夕方の食事の用意と片付けは私がすべてやっています。
洗濯に関しては、洗濯機の操作は母がやりますが、干したり取り込んだりは困難で、無理してやってはいますが、私も手伝います。
仕事の帰りには、毎日のように弁当と次の朝の調理パンとカットフルーツ、それに母が昼に1人で食べるための肉類などを買って、重い荷物を担いで帰宅します。
そのほか、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、仏壇の花、ごみ袋等々、なくなり始めたら、言われる前に私が買ってきます。

完全な「介護」という程ではありませんが、動けなくなった母一人の面倒を見ることがこんなに大変なものなのかと、つくづく実感します。

そして何より辛いのが、分別がなくなり、「完治する」という無理な希望を口に出すことです。
夕方、食事中または食事後、医者からもらった薬の効果が切れるころに、母が痛がって近くの布団に寝転がり、じっとしても痛いから動き回って余計に痛がり、思わず、私に言うのです。
「ねえ、薬屋さんに行って薬買ってきたほうがいいかなぁ?」
私は、
「何言ってるんだよ、医者からもらった薬を飲んでるじゃないか」
「それ、痛み止めと神経の薬なんだよ」
と諭すだけで、痛みを消すことはできません。
私ができることは、医者の薬を飲むよう促し、また、飲んだことを忘れて二度飲まないように監視し、毎日のように腰から脚へマッサージをして、気持ち良くさせるだけです。

9年前に母が圧迫骨折で入院して手術をしたときに、担当医に言われたのですが、手術ができるのは、母の場合は90歳までだということです。(心臓が持たないということでしょう)
今90歳なので、死を覚悟でイチかバチか手術をするか、ブロック注射でだましだまし行くか、それ以外に痛みを緩和する方法が見つかりません。

そうこう思案していると、先日の夜、同い年の友人から電話があり、近況を話しました。
なんと彼自身、ここ一年坐骨神経痛に悩まされているということでした。
彼は、整形外科で低周波電流マッサージ機の治療を毎日受けて、1年経ってやっと緩和し始めたと言っていました。
ただ、今はその手の入院は1か月までだというので、歩いて通院できなければ事実上は無理だということになります。
また手立てが消えました。

今後のことは成り行きに任せるとして、私がなぜこのように母親の面倒を見ることになったかと申しますと、これには深い事情があって、どうも私は生まれたときから決まっていたようなのです。
私が生まれたときに、祖父(母の父)が、母にこう言ったそうです。
「この子はあなたを一生守るからね」
私はその話を若い頃から何度も何度も聞かされましたが、以前は何のことやらさっぱりわかりませんでした。
しかし、10年程前に縁あって易学や姓名学を学んだことでハッキリわかりました。
要するに、「五行(木・火・土・金・水)」です。
祖父はプロの易学者で、私と姉の名付け親でもあります。
祖父はそれを言っていたのでしょう。
人は生まれた年によって、他の人との相性が決まっています。
もちろん傾向にすぎませんが、私の経験では、驚くほど当てはまっています。
(みなさんも思い当たることがあると思います)

私は三碧木星で、母は九紫火星です。
「木生火」と言って、木は火を助けるわけです。
gogyou.JPG
姉は五黄土星なので、「木剋土」と言って、木は土を消してしまうので、姉とは相性が悪いわけです。〔相生も相剋も一方通行?〕
ついでに言えば、「火生土」なので、母と姉は相性が良いと言えますが、私に言わせれば、母は昔から姉を変にかばってしまっているようです。

いずれにせよ、今まで胸に痞えていたものが腑に落ちました。
それ以来、私が母の面倒を見るのは「宿命」だと受け止めています。
それは霊的成長におけるカルマ解消の部分なのでしょう。







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